広報スキル&ノウハウ:個人の方が話題になったときに準備しておくべきこと。危機管理も。
個人の方が話題になったときに準備しておくべきこと
いつ話題になるかなんて、分からないのですが、準備をしておくことはとても大切です。
本日(2019年5月23日)の「広報気になるニュース」で、令和色をツイートした、美大生のYasさんを取り上げました。
Yasさんのイラストは、本物と見間違うくらいリアルなイラストを描かれています。今回は、「令和色」でニュースになりました。
YasさんのTwitter フォロワー数は、8.9万
https://twitter.com/yasuta_kaii32I
Yasさんの食べ物イラストTwitter フォロワー数は、2.2万
https://twitter.com/6lSj4
美大生なので、実力は十分だと思いますし、投稿されているものから見ても本物であることは明確です。
ですので、まず必要なのは取材準備や予備の商品や話題になったこと以外の情報の準備。
顔出しをするか、どうかを決めるのも必要ですね。
話題になったもの以外の情報をもっていないと一発屋になりかねないので、いつ話題になるか分からない場合でも、準備をしておきましょう。
話題になってしまうと、すでにプロです。趣味とはいえなくなってきます。
趣味=楽しい
プロ=ビジネス
Yasさんは、Twitterアカウントも2つお持ちで、イラストも十分に用意されていました。
この先、ご自身がどんなお仕事に就きたいかも考えて、うまくこの話題を使っていっていただきたいと思います。
そして、「令和」という元号を色にするという勇気。なかなかできないと思います。多くの人が納得する色であったから話題になったのでしょう。色次第では、まったく話題にならないか、嫌な思いをすることもあったかもしれません。
ただ、急に有名になると、無記名での批判や中傷、ねたみなども出てきます。
これは、有名になるほど、ついてまわるものです。
その部分も覚悟も必要になってきます。
SNSの怖さでもありますね。
ただ、それを恐れていては、プロになれないのも事実。
危機管理(ご自身を傷つけないための準備)も考えておきましょう。
SNSに関する専門の危機管理会社もある時代です。
個人は話題になりづらいという時代から、個人こそ注目される時代になってきています。
ご自身が作っているものや、描いているもの。発信していることをニュースにするために、プレスリリースを書いてみましょう。
記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)