広報気になるニュース:学校制服。ジェンダーレス。多様性。制服の価格。今後、学校制服はどこに向かうか?(2022.3.3)802

2022/03/03

広報気になるニュース:学校制服。ジェンダーレス。多様性。制服の価格。今後、学校制服はどこに向かうか?

幼稚園または保育園、小学校、中学校、高等学校。私はずっと制服で過ごしました。私が学んでいた頃(40年以上前)は、ジェンダー問題が語られることはなく、当たり前に制服を来ていました。また、中学と高校は全く同じものでしたので、費用的にはそんなに掛かっていないように思います。また卒業した近所の方から譲っていただいた制服を着ていた時期もあります。
しかし、今は違います。女子のスラックス、男子のスカート(実際にあります)。制服が高額であることなど。多様性と格差の時代には、制服が当たり前とは言えなくなっているように感じます。
時に制服はありがたく、葬祭時に学生は制服で参列できるので成長期に喪服を購入する必要がありません。また制服を着ることで、私服を買わなくても良い。私服による差別が行われないこともあります。ただ、制服が簡単に洗えない場合、クリーニング代が掛かりますし、今のような時代、衛生面も考えてしまいます。
そんななか、さいたま市立の高校が、ユニクロの既製服を制服に採用しました。きっかけは、「ある女子生徒からスカートをはきたくないとの申し出」とのこと。まさにジェンダー的なことです。ユニクロは多くの人にとって身近な存在であり、価格帯も高額ではありません。実際、記事にも「現在の制服は5万円前後かかるが、感動ジャケットなど上下で1万~1万2000円程度で済み、一部は自宅で洗える。」と書かれています。金額もですが、自宅で洗えることも嬉しいことです。制服を廃止してしまうと困る方もいます(実際、私の家は制服が無かったら金銭的に厳しかったと思います)。選択肢が増えることは、多くの人を救うことにも繋がります。もちろんすべての場合に当てはまるわけではありませんが。
教育の場でありながら、教育以外のことで厳しい思いをする、苦しい思いをする人が一人でも減り、学びに集中できるのであれば良いことです。
制服でいえば、私が通った中学の制服が2022年度から変わるというニュースを最近知りました。長く続いた詰襟・セーラー服がブレザーになります。ボトムスは、スラックスかスカート、キュロットから選べるようです。おそらく50年以上続いていた同じ制服が変わる淋しさもありますが、よくも続いたとも思います。35年以上前に新設された市内の公立高校は、最初から制服がブレザーだったことから考えても、長い時間だったな、と。
制服は学生時代の思い出とともにありますが、変わる時代に柔軟であることは、今求められることです。

ポイント
学校制服の変化とパラドックス

ニュースサイト
制服にユニクロの既製服採用 全国初 さいたま市立大宮北高
https://mainichi.jp/articles/20220302/k00/00m/040/238000c#:~:

関連サイト
さいたま市立大宮北高校オフィシャルサイトへようこそ
https://www.ohmiyakita-h.ed.jp/

ユニクロ、高校制服に採用へ…現行より8割安・自宅で洗濯可・ジェンダーレスの着こなし
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211007-OYT1T50164/

学校制服導入事例 鳥羽市立鳥羽東中学校・長岡中学校
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/schooluniform-tobaeast/

一宮市の公立中学新制服決定 来春導入、児童ら投票
https://www.chunichi.co.jp/article/260042#:~:

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)