広報気になるニュース:人名の商標登録が難しくなる。広報担当者にも関わる話(2020.10.2)649

2020/10/02

人名の商標登録が難しくなる。広報担当者にも関わる話

会社にもよるが、私は広報時代、商標登録に関して担当をしていた。商標登録は、弁理士に依頼するものですが、その窓口のようなものです。私自身も、「広報ウーマンネット」は商標登録し、(R)を付けています。
今日のニュースは、人の名前をブランド名にしている場合、商標登録が難しくなるというニュースです。同姓同名の人は、誰かが商標登録したとしても名前を名乗れなくなるわけではありません。ただ、自分の名前なのに、他のもので有名というのはちょっと微妙な気持ちです。というのも、私の名前も表記は違いますが、フィギアスケーターである伊藤みどりさんと同じだからです。年齢が近く愛知出身ということもあり、中学生のとき、いや小学生のときから知っていました。そして、伊藤緑という名前は画数的に吉数らしく、同じ学年に3人同じ名前の人を知っています。短大の時は、同じクラスの同じ名前の子がいましたから! と話が逸れましたが、人の名前を商標登録することは、モノの名前やサービス名とは、ちょっと意味合いが違うようにも感じます。例えば、まつもときよしさんという方は、日本にたくさんいらっしゃると思いますが、やはりドラッグストアのマツモトキヨシを想像してしまいますよね。
今回、登録が難しくなる理由は、ニュースでは、デザイナーのKIKUCHI TAKEOさんのことが書かれていますが、「拒絶の理由は映画監督の菊池健雄氏の承諾を得てないというものです」ということです。
人の名前は、個人のもの。そして、一生付き合っていくもの。もちろん改名も可能ですが。同じ名前の方が有名な方であることで不便をすることもありますが、良くないことで有名になってしまった方と同じ名前だとご苦労される方もいます。
昨日、『2020ミスター・ジャパン』のニュースで、2位は長野県代表の山口達也さんという記事を見て、「この名前は!」と思ってしまいました。
ちなみに、安室奈美恵さんの名前は商標登録されています。

ポイント
同姓同名の人への配慮か!?

ニュースサイト
「TAKEO KIKUCHI」を含む商標も今後の登録が困難に
https://news.yahoo.co.jp/byline/kuriharakiyoshi/20201001-00200997/

関連サイト
商標制度の概要 | 経済産業省 特許庁
https://www.jpo.go.jp/system/trademark/gaiyo/seidogaiyo/chizai08.html

ブランドってなに?「ブランド」をわかりやすく簡単に整理し
https://www.bd-lab.jp/about_brand/

『2020ミスター・ジャパン』グランプリは東京都代表の坂田航樹さん 2位は長野県代表の山口達也さん
https://www.oricon.co.jp/news/2173061/full/

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)