広報気になるニュース:「匂わせor戦略」広報視点で見る違い(2020.3.5)438

2020/03/05

「匂わせor戦略」広報視点で見る違い

「匂わせ」という言葉が、独り歩きする時代が来るとは。言葉は時代に合わせて生まれます。SNSの時代、SNSから生まれた言葉のひとつが「匂わせ」でしょう。個人的には、あまり良い意味には使われていないと感じていて、著名人の方が直接言えないことを思わせぶりに、みたいな雰囲気があります。今日のニュースで使われている、匂わせプロモーションという新たな言葉。企業や映画が、ぽろりと投稿するものに、こっそり伝えていることがあるというもの。これは、10年以上前にブームとなった戦略PRに繋がるのでは、と感じました。「いい〇〇」を作っておいて、そこに投げかける。そしてブームができる。商品が売れる。というようなもの。匂わせプロモーション と 戦略PR に違いはあれど、広報の手腕次第、と感じるのも確かです。SNSがここまで発達した今、企業戦略には欠かせないものですが、まだまだ消極的な企業が多いです。それは、明確なルールがないから。というか日々変わっていくから。〇〇の通りにやればOK、というものもない。成功事例をまねても、それはその企業だから、その担当者だから成功したものが多いということも確か。広報の仕事は、日々増えていきます。SNS専門の広報担当者もいるでしょう。彼らでさえ、日々模索では? と思っています。そして、模索に対し、企業がすぐ判断しOKできるかどうか? 担当者に権限移譲できるかどうか? また炎上した際の所在をどうするか事前に話せるか? 課題は多いです。ひとつの投稿で日本が大騒ぎになる時代。慎重になるのも仕方がありませんが、守りばかりでは広報の成功がないのも確かです。

ポイント
匂わせは、戦略なのか?

ニュースサイト
マックは成功、ゆずは失敗、意図的な “匂わせ” プロモーション増加の背景
https://www.jprime.jp/articles/-/17334

関連サイト
マクドナルド公式サイト | McDonald’s Japan
http://www.mcdonalds.co.jp/

映画『とんかつDJアゲ太郎』オフィシャルサイト| 6月19日(金)公開
http://wwws.warnerbros.co.jp/agaru-movie-tdajp/

戦略PRが注目されて10年。ソーシャルメディアの台頭とストーリーテリングの時代
https://circu.co.jp/pro-sharing/leaders-campus/article/1292/

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)