広報気になるニュース:視点を変えたシャープのTwitter(中の人)が感情を吐露する広告(2019.11.10)322

2019/11/10

視点を変えたシャープのTwitter(中の人)が感情を吐露する広告

企業の広報担当者にとって、SNSをどう運営するか? は正解がないほど難しい。SNSを始めるのは費用も掛からず、アカウントを取ればすぐに始めることができるが、継続することの難しさ、ファンになりフォローしてもらう難しさがある。
継続は担当者を決め、更新の時期を決め、それを守るということで解消できるかもしれないが、やファンになりフォローしてもらう意味や理由を作ることは、どの企業も苦戦するところだろう。アカウントがあっても、フォロワーが0では意味がない。
キャラクターを使い、緩く繋がることがはひとつの成功例といわれているが、コメントする内容には細心の注意を払わないと炎上する可能性も高い。
今日紹介するニュースは、シャープがインターネット広告を使ってTwitterのフォローを呼び掛けたというものだ。これまでも、「一方的に自社商品をアピールするだけではなく、人柄が出る「ゆるい」つぶやきをすることで共感を集めた」というシャープのSNSアカウントのつぶやきだ。
「拡散の圧にも負けず スルーにもクレームにも負けない 丈夫なメンタルを持ち」「炎上の時は涙を流し 経営悪化の日々はオロオロ歩き みんなに仕事しろとよばれ」という言葉で、担当者の気持ちをつづっている。この言葉はSNSで情報発信する人には共感されそうだ。企業は人の集まり。担当しているのはSNSにアカウントを持っている人と同じ気持ちを持つ人であること。単なる商品情報や宣伝ではないこと、良いことばかりを並べないこと、など視点が変えることで、企業ファンになってが増えることもある。
シャープの固定ツイートに書かれていることがシャープのTwitterのクレドのようなものだろう。

ポイント
企業のSNSアカウント運営の難しさ

ニュースサイト
経営悪化の日々はオロオロ歩き…シャープ異例の広告に「泣ける」
https://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/191108/ecn19110819220018-n1.html

関連サイト
SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) ・ Twitter
https://twitter.com/SHARP_JP

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)