広報気になるニュース:時代を変えたサービスが終了するとき。 iモードの終了。サービス終了時の広報(2019.10.30)311

2019/10/30

時代を変えたサービスが終了するとき。 iモードの終了。サービス終了時の広報

世界初の携帯電話IP接続サービスといわれ、1997年にスタートしたiモード。電話をかけるということから、インターネトへ接続するということで進んだサービス。サービス開始から22年以上。今では、個人が電話を持ち、インターネットの接続することが日常となった。技術は日々進化し、新しいといわれたものも役目を終えるときがくる。2026年。6年後にこのサービスが終了する。サービス終了時、一番意識すべきは、現在サービスを使っている人への対応。今回は6年という猶予期間を設けての終了の発表だ。代替のサービスがあるとしても、利用者は、今のものが一番という意識が強い。サービスも店舗も商品も、終了するときの広報活動はスタート時よりも大切かもしれない、と思う。どんな理由も利用者には関係ない。現実は「使えなくなる」という事実だけだから。Twitterのトレンドに“6年後”という言葉は入ったのもそれだけ関心があるということだろう。

時代を変えたサービスが終了するとき。 iモードの終了。サービス終了時の広報

ポイント
革新的なサービスもいつか当たり前になり、新しいものが生まれ終了する。サービス終了による顧客への影響を一番に考えること。

ニュースサイト
ドコモ、3Gとiモードを令和8年3月末に終了へ
https://www.sankei.com/economy/news/191029/ecn1910290028-n1.html

ドコモ、3G携帯「FOMA」と「iモード」を2026年3月末でサービス終了
https://japanese.engadget.com/2019/10/29/3g-foma-i-2026-3/

ドコモ、「FOMA」「iモード」を2026年3月末に終了
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1215418.html

iモード | サービス・機能 | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/

関連サイト
NTTドコモ ホーム
https://www.nttdocomo.co.jp/

報道発表資料 : 「FOMA」および「iモード」のサービス終了について
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/10/29_00.html

「iモードの父」を魅了 趣味と実益を結びつけた授業
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO04993030Z10C16A7000000

最初は号泣するほど嫌だった 私の「iモード事件」
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO13412430X20C17A2000000/

iモード事件 松永 真理:文芸書(電子版) | KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/200399008337/

私見
1997年2月22日、iモードはスタートした。そして、2001年1月26日、iアプリがスタートした。そして、多くの人が掌からインターネットに接続し、アプリケーションをDLすることができるようになった。iモードサービスの終了。1997年スタート時の世の中の驚きを知っている世代には、強い終焉を感じさせる。テレビCMで携帯電話から、インターネットに接続する姿に驚き、携帯電話から振込をすることに驚きを覚えた。今では当たり前のようなことだが。何事にも始まりがあり終わりがある。始まりの広報、終わりの広報。どちらも大切だが、終わりの広報の方が、より厚く行うべき場合もあるだろう。長い間使ってもらった、訪れてもらったなど、これまでのファンへの感謝と終了時に戸惑わせないための配慮。その姿勢こそ、企業イメージに繋がると考えている。そして、終わりは始まり。次の何かへファンを連れていくことも必要かもしれない。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)