広報気になるニュース:前澤友作さんの広報募集で、広報がより良く世の中に伝わることを願います(2019.9.21)272

2019/09/21

前澤友作さんの広報募集で、広報がより良く世の中に伝わることを願います

広報・PRの世界に18年いると、広報やPRは世の中にかなり浸透していると思ってしまいます。しかし、違う業界の方とお話すると、そうではないことがとてもよくわかります。広報って何? PRって何? という方がとても多いです。特に、起業される方で知っている方は少ないです。会社を立ち上げるときこそが最大のニュースにもかかわらず。多くの方は広告について考えてしまいます。ただ、広告は費用が掛かるのでやめておこうということになり、起業のアナウンスが自社メディアだけとなっている場合も多いです。とても勿体ないことです。
今日のニュースは、ZOZOの元社長の前澤勇作さんが、秘書と広報を募集しているというニュース。彼は、広報の必要性を知っている方です。彼くらいになると、会社側からアプローチしなくても、取材のオファーは多いでしょうが、それは待ちの広報。きっと彼が探しているのは攻めの広報だと、と思っています。
広報経験者にも、待ちの広報が長い方は、知名度のない企業での広報はとても難しいと思います。特に知名度のある大手の広報を長くされてきた方と、立ち上がったばかりの広報の仕事は、まったく違うものです。それを理解されている方も、もしかしたら少ないかもしれません。広報経験者とひとくくりにできない時代です。
広報の仕事は、新商品のリリースではなく、社内でニュースを探し、それをネタにすること。そして、ファン作り。広報の今のトレンドはこのあたりかな? と思っています。
今回の募集には、日常レベルの英語ができない故に応募できない私。いや、年齢的にきついなと思っていますが。30代だったら考えたかも。34歳でITベンチャーで広報を始めて今に至る。広報の仕事は本当にクリエイティブで地道で地味で、コツコツ仕事だけれど、とても楽しいです。キラキラ広報もだいぶ死語になりましたが、まだ広報にキラキラを求めている方もいるかもしれません。今回のニュースでは、正しい広報の在り方が伝わることを願います。

前澤友作さんの広報募集で、広報がより良く世の中に伝わることを願います

ポイント
広報の本来の仕事を伝えることも広報の大切な仕事

ニュースサイト
前澤友作さんが秘書と広報を「緊急」募集。Twitterで「手伝ってください!」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/maezawa-recruit_jp_5d845d29e4b0849d4726ba1a

関連サイト
Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作(Twitter)の募集ツイート
https://twitter.com/yousuck2020/status/1174890708005617665

前澤を支える「秘書」と「広報」担当者を募集!! (note)
https://note.mu/ysk2020/n/naf62efe3525b

広報女子に聞く! しなやか仕事術(日経Doors)
https://doors.nikkei.com/atcl/wol/column/15/062600193/070200001/

広報ウーマンインタビュー
http://pr-woman.net/interview

私見
今回のニュースで、広報という職種が世の中に広まることを祈っています。そうでないと、前澤さんがやってくれる意味がないから。なんて、上から目線で申し訳ない。これは、堀江貴文さん時以来の広報ブームが来るかもしれません。広報の仕事は、とっても地味な仕事と前述しましたが、まさにそう。キラキラしたものを求めているのであれば、ちょっと考えてくださいね。
広報について取材をうけた記事と広報ウーマンへのインタビューのリンクを上にはっておきます。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)