広報気になるニュース:紙の本と電子書籍。青少年読書感想文全国コンクールでは、電子書籍NG?(2019.8.23)243

2019/08/23

紙の本と電子書籍。青少年読書感想文全国コンクールでは、電子書籍NG?

今では、多くの人が利用しているだろう電子書籍。紙の本の良さもあるけれど、ビジネス書などは、電子書籍で読む方も多いではないだろうか? 初版に価値がある本は、紙でもっていたいと思うが……。電子書籍が普及した今、まさかの事実が。全国読書感想文は、電子書籍NGだというのだ。理由は、電子書籍は更新されるから、どの時点でのものを読んだか分からないとのこと。そして、更新された時点で、以前のものが読めなくなる本もあるからとのこと。ただ、紙の本も増刷をされるときに、一部修正が入ることもある。読書感想文に何刷と書く規定はあるのだろうか? 有名な本であればあるほど、親の時代の本を子供が読むこともあるだろう。また、訳書であればだれが訳したものなのかでも違ってくる。なんてことを考えてしまう。そのあたりは決まっているのだろうが。今回のニュースは、青少年読書感想文全国コンクールでは、電子書籍がNGということ。まだ、書いていない人は、慌てて電子書籍で書こうとしないようにしてくださね。学校の宿題には、そんな決まりはないかもしれないですが……

紙の本と電子書籍。青少年読書感想文全国コンクールでは、電子書籍NG?

ポイント
今後変わるのか? 電子書籍の普及

ニュースサイト
読書感想文の全国コンクール、なんで電子書籍はNGなの?事務局に聞いてみた
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d5e55a6e4b02cc97c88c79f

関連サイト
読書感想文全国コンクール公式サイト
http://www.dokusyokansoubun.jp/

Q&A:電子書籍を読んで感想文を書いてもいいの?
紙媒体での書籍に限りますのでご応募いただけません。
http://www.dokusyokansoubun.jp/qa.html

私見
夏休みが終わりも近い(すでに終わっている地域もあると思いますが)。夏休みといえば、読書感想文。正直、読書感想文は書き方が分かるまで本当に苦戦した。今は物書きとなった私も、小学校の低学年までは、ほぼ粗筋を書いていた。感想という言葉の意味が正しく理解できなかったし、なぜか読んだ内容を伝えねばと思っていたのだ。感想文の意味は、ある日突然理解できた。それが、小学校5年生のときだ。理解できると、感想文はとても楽しくなった。粗筋を書くのではなく、感想を書く。思ったことを書く。それは必ずしも書籍を誉めるものではなく、疑問や批判でも良いわけだ。中学2年の時に、「星の王子さま」の学内読書感想文で2位をいただいたが、1位の子の感想文が衝撃的だった。それは、書籍に対しての意見が入っていたからだ。当時の私は、まだ本に書いてあることを「そうなのか?」と考えることしかできなかった。そこに対して何故を持てなかった。星の王子さまで肝となる言葉は、「いちばんたいせつなことは、目に見えない」という部分。中学2年生の私は、まさにそこを書いたことを覚えている。ただ、きっとそういうことを書いた子は多かったのだろうな、と思う。もっと読み込んだら、別の見方ができたのかもしれない、と今更思う。そして、中学2年の私は、何を考え何を見ていたのだろうか?

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)