広報気になるニュース:美容師の働き方の変化。属さないプロと定額制(2019.8.22)242

2019/08/22

美容師の働き方の変化。属さないプロと定額制

都心に美容院は、いったいいくつあるのだろう。ちょっと大きめの駅を降りると、10店舗以上見つけることができるし、ネットで検索すればもっと多くの店舗を知ることもできる。女性(最近は男性も)にとって、美容院はうまく付き合っていきたい場所だ。もし、相性の良いスタイリストさんと出会えれば、その方にずっとお願いすることもある。10年、20年と同じ人に切ってもらっています、という人もいる。ただ、引っ越しなどで通えなくなったり、スタイリストさんがお店を辞めて独立し遠くに行かれたり、いろんな理由でご縁が切れることがある。個人的には、美容院にお客さんが付くのではなく、美容師にお客さんが付くと思っている。そう考えると、このスタイルがこれまでなかったのは不思議。ただ、美容師さんもなったばかりのことは、学ぶことが多いし、学ぶためにはお金がかかるし、実際モデルになってくれる人が必要。そして、鏡と椅子、シャンプー台。場所も必要だ。その場所をシェアするという形。美容師さんにお客さんがついている場合、美容院で働くよりも、フリーという立場で、お客様に合わせて仕事をすることも可能だろう。個人の力が問われる時代。美容師は、腕だけでなくコミュニケーション能力も大切。独立して店舗を持つよりも、手が届く範囲での独立。これから増えていくのかもしれない。

美容師の働き方の変化。属さないプロと定額制

ポイント
プロの在り方。属さないこと。定額制

ニュースサイト
フリー美容師、スタートアップ「シェア美容室」に集結
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48520440T10C19A8XY0000/

関連サイト
シェア美容室のプレスリリース
https://prtimes.jp/topics/keywords/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3

脱・歩合制。定額制のシェアサロン「FBeauty」誕生
https://www.beautopia.jp/3709

新規開業が難しい今、面貸し・シェア美容室がある
http://ribiyo-news.jp/?p=7645

私見
美容師以外でも、歯科衛生士も同じような考えあることを聞いたことがある。歯医者に所属しないし歯科衛生士だ。歯科医院と契約し、場所を使わせてもらう。衛生士にお客さんが付くことも多い。実際、私はとても相性の良い衛生士さんがいて、その歯科医院に通っていたが、彼女が辞めてしまい、とても残念な思いをしたことがある。どうしても遠い場所まで行くことが苦手なので、別の歯科医を探し、また良い衛生士さんと出会えた。今回のニュースは美容師だが、歯科衛生士にもその流れがあれば、多くのプロはフリーになるという働き方に変わっていくかもしれない。ブラック企業と言われる会社が増え、どこかに所属することが、難しいと思う人もいる。もちろん、それだけの腕があってのことだが、終身雇用が終わり、企業に属することも終わり、フリーで自分の腕で生きることに変わっていくのだろう。ただ、全員ではなく、独立して光る人だけだ。属して光る人も多いはずだから。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット&PRラボ 代表)