広報気になるニュース:作り笑顔の目的は何?スマイル仮面症候群が、再び取り上げられる理由(2019.8.15)235

2019/08/15

作り笑顔の目的は何?スマイル仮面症候群が、再び取り上げられる理由

笑顔の効果が謳われる今、プロゴルファーの渋野日向子さんのスマイルシンデレラという言葉も話題だ。そして、笑顔は作り笑顔であっても良い効果があるといわれていた。というか、そう聞いていた。
===引用====
たとえ無理に浮かべた作り笑顔であっても、脳の中で後から前向きな感情が生じるのです。また、この笑顔には、うつ病予防の効果も見つかっています。そのため、米国ではメンタル面の健康を守る心理トレーニングにも応用されています。
=========
という文章がある。
作り笑顔に驚きの効果!脳を前向きに変えるだけではない!
http://net.keizaikai.co.jp/archives/7949
こちらに書かれている。
しかし、今回取り上げた「スマイル仮面症候群」のニュースは、常に笑顔でいることで顔に、その面が張り付いたようになってしまい、うつ状態を引き起こすことがあるというもの。口角を上げる、目じりを下げる。という作り笑顔の方法で、正反対の結果が生まれてしまったということだ。
もちろん、使い方次第なのだろう。誰かの機嫌を取るためや、その場の雰囲気をよくするためという、他者のために自分を犠牲にすることは、自身のためにはマイナスの効果がある。作り笑顔も、自分の脳のために行うのであれば、良い効果があるのかもしれない。そして、それは一時的なものだ。使い方を間違えはならない。現在放送中のドラマ「凪のお暇」は、空気を読みすぎる主人公の気持ちから物語は始まった。人との関係が、以前よりも複雑になった今、すべての人とうまくやることなんてそもそもできない。そこを割り切ることも自分を守ることも大切なことだ。

作り笑顔の目的は何?スマイル仮面症候群が、再び取り上げられる理由

ポイント
誰のための人生? 誰のための笑顔? 本当に笑顔を忘れないために。

ニュースサイト
笑顔が自分を追い込む 「スマイル仮面症候群」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190808-OYTET50021/

関連サイト
スマイル仮面症候群とは?
https://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4-543448

スマイル仮面症候群(歯科医の方のブログ)
http://www.4180.jp/2008/02/post-38.html

「スマイル仮面症候群」ってご存知ですか。(2008年02月12日)
http://k-yamasan.com/column/2008/02/post_32.html

「スマイル仮面」症候群 : ほんとうの笑顔のとりもどし方(書籍)
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000881682006.html

作り笑顔に驚きの効果!脳を前向きに変えるだけではない!
http://net.keizaikai.co.jp/archives/7949

「だてマスク」に隠れた心理とは?マスクに依存する人々
http://aqua0818.com/archives/725.html

「体調は本当に悪い。しんどい」渋野日向子は2アンダー
https://news.golfdigest.co.jp/news/jlpga/article/102658/1/

私見
渋野選手の笑顔は、とても自然なものだ。だから、「スマイルシンデレラ」と呼ばれても、自身の体調が悪いときは、あまり笑顔になっていないというニュースが出た。それはとても自然なことであり、正しいことだと思う。多くの人は、もし自分が「スマイルシンデレラ」と呼ばれたら、それに応えようとして、どんなにつらくても笑顔を作り続けるだろう。しかし、凱旋試合で彼女は「体調は悪い。しんどい」と答えた。正直であることは、続けていくために大切だ。現代、多くの人は誰かの顔色を窺いながら生きている。誰かというか、人から嫌われないという気持ちからの行動だともいえる。しかし、それはとても難しい。もちろん、世の中を生きていくには、正直過ぎるのも問題があるが、自身を偽り過ぎるのはもっと問題だ。2006年や2008年に「スマイル仮面症候群」という言葉で記事が書かれている。10年以上経って、再度作り笑顔の怖さがニュースになっている。自分の立場を守るための作り笑顔で、自分自身を壊さないように、していきたい。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)