広報気になるニュース:就職先は誰が決める? 仕事が夢でなくなった理由はここにあるかも。オヤカク。採用広報を考える(2019.7.15)204

2019/07/15

就職先は誰が決める? 仕事が夢でなくなった理由はここにあるかも。オヤカク。採用広報を考える

少子化問題が関係しているのかもしれないが、就職の際に「オヤカク」が当たり前に行われているようだ。採用広報の方の仕事の大変さを思う。私自身に子供がいない、またその年ごろの年代の就職の直接かかわっていないため、正直知らなかったのだが、2016年には「オワハラ」という言葉もあったようだ。売り手市場の今、入りたいと望む会社に入ることができる可能性は高い。ただ、時代は変わった。大手企業の倒産や良くない問題の発覚。終身雇用の終了など。それでも、親は名前のある会社に入れたいのだろうか? 最近では、ベンチャーでも元気な会社も多いし、そこから誰もが知っているサービスが生まれることもある。数年前には無名だった企業が今は、誰もが知っている企業になっている場合もある。また、BtoBの企業も採用には苦労していると聞くが、BtoBの企業こそ、一生働ける仕事になるかもしれない。研究職は主にBtoBになる場合もある。
親に問いたい。「求めているのは、何ですか?」
親の満足ではないですか? 子供の未来ですか? 20歳を超えた成人(2022年4月には18歳から成人となる)に責任を負わせないのは、過干渉にも思えてしまう。人は誰かに決められたことで失敗した場合、失敗をその人のせいにするもの。就職を親の意思で決めた場合、就職先で自分の思うような仕事ができなかった場合、親に対して何を思うか、容易に想像できる。数日で来なくなる社員もいる今、自分で決めたことなら、辞めない場合もあるのではないだろうか? ただただ自己責任を持てる大人になってほしいと願う。親でない個人的意見で申し訳ないが。

就職先は誰が決める? 仕事が夢でなくなった理由はここにあるかも。オヤカク。採用広報を考える

ポイント
働くのは誰? 親離れ・子離れを考える。

ニュースサイト
我が子の就活、オヤカクしますか 望む仕事と親の思い 今どき親子の就活事情(1)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO46909200T00C19A7000000/

内定者のオヤカク対策に企業懸命 親に手紙、訪問も 今どき親子の就職活動(2)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO47085630Y9A700C1000000/

関連サイト
オヤカクとは何ですか?
https://partners.en-japan.com/qanda/desc_718

「オヤカク(親確)」を意識した新卒採用の準備とは
https://www.procommit.co.jp/recruiter/support/get-ready-for-hiring-of-new-graduates-with-an-awareness-of-the-presence-of-their-parents

「オヤカク」とは?内定者フォローとしてオヤカクの対応は必要なのか?
https://axia.co.jp/2019-02-13https://mitsucari.com/blog/parent_confirm/

オヤカク対策|内定辞退の最大理由は親の反対!?
https://listen-web.com/column/7695/

採用担当者を悩ます「オヤカク」対策って何? 就職面接に親同伴、内定拒む親…驚きの実態(2016年のニュース)
https://toyokeizai.net/articles/-/128017

私見
私自身、音楽専門学校の非常勤講師を15年に渡り行っているが、音楽業界の専門学校に来る子は、音楽に関わるこんな仕事がしたいということが大学生よりも明確だ。マネージャーになりたい、イベンターになりたい、プロダクションのデスクになりたい、なかにはADになりたいなど。また、音楽業界という世界に入ってしまえば、転職が多いことも伝えているので、まず音楽業界に入ることを伝える。音楽業界の大手は新卒を取らない企業も多い、主に20歳の子が行きたい会社は、新卒を取らないことが多い。学生も2年の間でそれを知る。まずは業界に入ること、そこで経験を積み、望む会社へ転職することも可能だという未来を見せる。また、専門学校生は大学生と違い、即戦力を求められる。そのため、敬語や固定電話への電話のかけ方やビジネスメールの書き方など、どんな職種に就いても必要なことを徹底的に教えている。実践も行う。「敬語は一生のスキル」というのが私の決め言葉だ。就職しなくても、ママやパパになっても、言葉使いが正しくできないと子供がいじめられるという例もあるからだ。これらは15年の経験で得たこと。15年で学生たちも変わってきた。教える側も変わる必要がある。SNSのツールの使い方も18~20歳に合わせているのは、そのため。この仕事は、今を知るために本当に多くのことを教えてくれる。ただ、知らなかった「オヤカク」。それがどれほどあるのか、担任に聞いてみようと思う。かなり興味深い。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)