広報気になるニュース:ケンタッキーの仕掛人:客数20%増(2019.7.12)201

2019/07/12

ケンタッキーの仕掛人:客数20%増

昨年4月に入社した1人の女性、中嶋祐子さん。日本のケンタッキーのイメージを変え、客数を20%増やした人だ。ケンタッキーは、ファストフードかと聞かれると、少し悩む。ファストフードにしては、ちょっとお高めだからだ。味はおいしい、しかし高い。だから、ファストフードとして利用するのは年に1回とか2回とかになる。そこが、マクドナルドと違うところだ。それを変えたのが、中嶋祐子さん。時間を決めた価格を下げたセットの販売。価格を下げることは、どんな企業でも躊躇するところだろう。薄利多売となるとブランドイメージが下がるからだ。しかし、イメージを守りつつ行う方法がある。それはニュースを読んでいただきたい。売り上げを上げるためには、客に来てもらうことが何より大切だろう。高額なものを少ない人数に買ってもらうことがあっても、それが時々では意味がない。少し安くても、常に混み合っていること。客は客を呼ぶ。また、社会的な問題になっている食品ロスにも、客の増加は良い効果を出している。チキンは客の顔を見てから上げていては間に合わない。作り置きをすれば、時間とともに食品ロスとなる。客が途絶えなければ食品ロスにはならない。仕組みを変えることは勇気がいる。しかし、海外で成功事例を見てきた彼女だからできたことなのかもしれない。

ケンタッキーの仕掛人:客数20%増

ポイント
世界の成功事例を見てきた女性。ケンタッキーフライドチキンを、ファストフードにする

ニュースサイト
客数20%増!「ケンタッキー」超復活の仕掛け人
急成長の「裏」には1人の女性の姿があった
https://toyokeizai.net/articles/-/291577

関連サイト
ケンタッキーフライドチキン
https://www.kfc.co.jp/top.html

ケンタッキーが客数減から復活。業績を上向かせた「デュアルカレンダー戦略」(TOP PLAYER INTERVIEW)中嶋祐子さん
https://agenda-note.com/brands/detail/id=1260

組織変更ならびに人事異動に関するお知らせ
http://japan.kfc.co.jp/ir/pdf/ir323.pdf

私見
考えてみたら、ケンタッキーに最後に行ったのはいつだろう。少なくとも数年前だ。というくらい、行く機会がない。すべては、ファストフードというイメージでありながら、高いからだ。チキンは食べたい。ただ、一人でぶらっとランチをするにはちょっと、という感じ。この微妙な場所なポジションで、どっちつかずになっていたのかもしれない。また、クリスマスやイベントの時に食べるものと思っている人もいるだろう。誕生日には、ケンタッキーが食べられる、と思っている子供もいるだろう。今回のニュースを読み、何気なくみていたケンタッキーの店舗を思い出してみた。確かに、前より客が増えているかもしれない。セットの販売がされていることは知らなかったが、知っている人はちゃんと情報をつかんでいる。ブランドイメージを守りつつ、より親しみやすく、客数を増やし、ついで買いでの客単価も増やす。客は食べたかったケンタッキーが前より安く食べられる。久しぶりにチキン食べたくなりました。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)