広報気になるニュース:閉店する豆腐店への閉店張り紙に寄せられた温かい言葉(2019.6.26)185

2019/06/26

閉店する豆腐店への閉店張り紙に寄せられた温かい言葉

かつて、日本はとても温かく地域の繋がりのある国だった。東京もそんな場所だった。いつか、隣に住んでいる人も知らない集合住宅暮らしが増え、単身者も増えた街。隣に住んでいる人は知らないけれど、ネット上には名前も知らない知り合いがたくさんいる。その人たちの本当の顔(実際の顔も心の奥も)を知らないまま。ただ、顔を合わせないから話せてしまう、共感できてしまうこともある。変な駆け引きなしに。ただ、無記名発言の中にある、意図的な暴言や無意識の個人的な思い。今日のニュースは、リアルな店舗で65年続いてきた豆腐店という仕事でつながった人たちからのメッセージ。まさに、Twitterの原点なのかもしれない。きっと誰もが最初から悪意があったわけではない。ただ、満たされない自分の思いをSNSに、受け手の思いを考えないままの言葉で埋める人が増えてしまった。この張り紙に寄せられた言葉は、リアルにたくさん交流してきた人たちからの温かい言葉だろう。

閉店する豆腐店への閉店張り紙に寄せられた温かい言葉

ポイント
SNSの原点

ニュースサイト
86歳の豆腐店主が残した閉店の張り紙に寄せ書き「ツイッターの原点」とSNSで反響
https://www.daily.co.jp/society/life/2019/06/25/0012456917.shtml

関連サイト
この店舗とは関係ありませんが、東京都内にもお豆腐屋さんはありますね。
やっぱり“できたて”は格別♪東京都内でおすすめの「お豆腐屋さん」
http://urx.blue/9d9v

私見
「遠くの親戚より近くの他人」という言葉があるが、地域の繋がりは平時にも緊急時にもとても大切なものだ。子供の頃(40年以上前)、田舎に住んでいた私は、町内の家はほぼ把握していた。同級生がいるということもあったが、あの家は、この家は、と分かっていた。ただ、東京に引っ越してきてから、ご近所付き合いはなくなった。たまたま近くに住んでいる知り合いというのはいるけれど。リアル店舗の強さは、人と人を繋ぐことができること。偶然お店であったり、同じものが好きだったり。私も子供の頃は、ボウルを持って豆腐を買いに行ったことがある。いや、ちょっと遠かったからボウルじゃなかったかもだけど。卵は籠を持って1Kgくださいと言って買いにいっていた。そんな繋がり。実は今も持てるのだということに改めて気づいた。駅から自宅までの間に豆腐屋さんがある。引っ越して1年半、実は一度も入ったことがない。豆腐好きで気になっているのに。ちょっと行ってみたくなった。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)