広報気になるニュース:治験費用にクラウドファンディング(2019.6.17)176

2019/06/17

治験費用にクラウドファンディング

これまで薬の開発についての費用は、製薬会社がスポンサーだったということさえ、あまり考えたことがなかった。薬にはお世話になっているけれど、開発について考えていなかったことを恥ずかしいと思う。そして、本当に必要な研究に対して、金銭的に窮している人に対しての光になっていると感じる。薬に限らず、新しいことやもの、何かを始めるときにはまとまった費用が掛かる。クラウドファンディングの原型は17世紀初頭とのことです。書籍編集者が印刷代をいうもの。「自由の女神」の台座も新聞「ニューヨーク・ワールド」の紙面で、資金調達をしたというもの。Crowd=「群衆」、Funding=「資金調達」。多くの人からの資金調達。日本にも多くの会社ありますが、まさに今回のような例は、これまで見なかったように感じます(個人的な感覚です)。誰かを、または未来の自分を救うかもしれない治験費用に、手を挙げる人が多い。インターネットが使われるようになり、残念なこともあるが、このような形で使われることは未来を明るくしてくれる。
そして、クラウドファンディングを行うことは、プレスリリースを配信するきっかけにもなる。

治験費用にクラウドファンディング

ポイント
企業に頼らない、国民総スポンサー時代へ

ニュースサイト
膵臓がん治験費用をネット募金 製薬会社の協力得られず
https://www.asahi.com/articles/ASM675HHDM67PLBJ005.html

関連サイト
膵がん腹膜転移の患者さんに希望の光を。新しい治療法の挑戦へ
https://readyfor.jp/projects/suigan

キャンバス、新薬の効果確認 膵臓がんなど
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43178010R00C19A4XB0000/

私見
目標金額:25,000,000円。第一目標金額:10,000,000円をすでに達成している。誰かのために何かをしたい、という思いが日本人のなかに生まれ始めたのか、と思う。そのチャンスがこれまで不明確のものが多かったと個人的には感じている。オンラインという誰ものに触れられる場であるから安心できることもある。ただ、それだけでも信頼できない部分もあるのかもしれないが。何かあれば、SNSで通報されることが目に見えているから、やる側もスポンサーになる側も変なことはできない。個人的には、関わっていた会社が行ったクラウドファンディングで、達成をしたのに、ほぼ1円もこちらに金銭として入ってこなかった経験がある。任せきってはならないことは分かっている。このような社会的意義のあるものこそ、もっとクラウドファンディングで世の中に伝えていただきたい。個人的にも、クラウドファンディングを立ち上げたいものはある。ただ、もっと具体的にしないと難しいことも感じている。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)