広報気になるニュース:男性育休の義務化。最近増える義務化に日本の悲しさを見る(2019.5.19)147

2019/05/19

男性育休の義務化。最近増える義務化に日本の悲しさを見る

働き方改革という理由で、多くのことが義務化されている。残業・有給・男性育休。ほかにもまだあるかもしれない。そもそも働くことは、人が生きていくための必要なことで、決してネガティブな面ばかりではないはず。私の周りの人たちは、楽しそう(人の何倍もの苦労をしながらも)に仕事をしている。しかし、それと同じくらい(いやそれ以上)、嫌々、仕事をしている人もいる。その違いは、「自ら」という言葉にあると思う。もちろん働き方は人の数だけあって、どう向き合うかも自由で、日本であれば仕事を選ぶことも可能だ。学歴云々をいう人もいるが、学歴がないからということは時々、言い訳でしかない場合もある。また、学歴があることと仕事ができることは、まったくイコールではない。働くということへの対抗策としての義務化が目立つ昨今。そんなに人は、自分で決められないものなのだろうか? また、そんなに会社は、非人道的なのだろうか? と思わざるを得ない。

男性育休の義務化。最近増える義務化に日本の悲しさを見る

ポイント
残業・有給・男性育休。義務化でしか解決しないのか?

ニュースサイト
「これじゃ日本の女性は輝けない」 男性育休”義務化”に自民・松川るい氏が込めた思い
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5cdf7e99e4b00735a9170957

男性育休「義務化」で議連=来月発足、法制化も視野-自民
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019051800368

関連サイト
育児休業の取得率は女性83.2%、男性5.14%~29年度・雇用均等基本調査結果~(2018.05.31)
https://www.chosakai.co.jp/information/news/news_cat02/20802/

「男性の育児休業取得促進事業(イクメンプロジェクト)」の取組について厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課(内閣府)
http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2018/201806/201806_02.html

私見
52歳の年齢まで、結婚を選ばず、出産をせず、親になることがなかった私に何が分かるのか? と言われたら、正直、何も分かりません。と答えます。子供を育てる大変さは、まったく分からないし、そこにかかる費用も想像できない。私は逃げたのかもしれない。自分だけに注力できる環境を作るために。自分のことが大好きで、自分以外のために使う時間を排除した、そう言われても仕方がないと思う。そんな私が、こんなことを書いてもなんの説得力もないが、企業に対する残業・有給・男性育休の義務化のニュースを見て、悲しさしか感じなかった。自ら、帰るといえない、休むといえない、育休を取るといえない。そんな環境を作っているのが企業であれば、企業=人なので、人が人を縛っていることになる。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)