広報気になるニュース:明治製菓×明治乳業:ジャンルのない商品を(2019.5.13)141

2019/05/13

明治製菓×明治乳業:ジャンルのない商品を

大手メーカーの話は、大手だからできるんでしょう、と思いがちだが、メーカーであってもそこにいるのは人だ。今日は明治ホールディングスの川村和夫社長のニュースを取り上げさせていただいた。そして、改めてカールが四国明治のみでの生産になっていたことを知る。明治製菓と明治乳業が統合したことで増えたブランド数。それぞれの商品にファンはいるが、売り上げを上げていない商品は、続けていけないという現実が大手にはある。それはブランド数が、ハンパなく多いからだ。そして、新たに生まれるブランドもある。すべてをキープしていたら、無限に増えていくということだ。一度発売すれば、それがなくなるときには発表も必要になる。特に、一時代を作ったカールのような商品はファンも多かっただろう。それでも、役割が終わった商品は手放すことも企業が生き残る道だ。手放すときには消費者からのいろんな声が届く、それを担当するのも広報の仕事。多くの企業では、お客様センターは広報部についている場合が多いからだ。ご理解いただくことが必要になる。

明治製菓×明治乳業:ジャンルのない商品を

ポイント
商品を終わらせる勇気。その時の説明。新たに生み出す商品はまだないジャンルを。

ニュースサイト
「何でもあるが…」はダメ会社 菓子×乳業で個性磨く
明治ホールディングスの川村和夫社長
https://style.nikkei.com/article/DGXZZO44520090Y9A500C1000000

元会長が激白!明治が泣く泣く「カール」から撤退するまで
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52455

関連サイト
明治ホールディングス株式会社
https://www.meiji.com/

株式会社 明治
https://www.meiji.co.jp/

カールおらが村|株式会社 明治
https://www.meiji.co.jp/sweets/snack/karl/

「カール」シリーズの販売地域変更などに関するお知らせ
https://www.meiji.co.jp/notice/2017/detail/pdf/20170525.pdf

私見
スーパーで何気なく見ている菓子類。積極的に菓子を購入するタイプではないが、気に入ったら連続して購入する場合もある。今回のニュースを見て、毎年400ブランドが一社で生まれていたことに驚いた。そんなにも多くの商品が世に出ていたとは。デビューしても知られないまま消えていく商品もあるのだろう。まるで、音楽業界と似ている。どんな業界でも、この商品は絶対に売れると思って発売に踏み切るが、成功するものは限られている。意外なものが売れたり、鉄板と思ったものが売れなかったり。特にSNSが盛んになり、消費者の声がより反映されるようになったように思う。そして、大手メーカーのライバルは、PB(プライベートブランド)。確かに、どの小売店にもそのテンポオンリーのものがあり、価格が少し安い。これまでなかった相手と闘うことになる。だからこそ、これまでにないジャンルを作る必要があるのだろう。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)