広報気になるニュース:共働きの子育て、学生がインターン体験(2019.1.20)029
共働きの子育て、学生がインターン体験
働き方改革、ワーク&ライフバランス、有給休暇の義務化など、働くということに対して過渡期にある日本。今日、紹介するのは、大阪ガスが取り入れている「ワーク&ライフ・インターン」だ。入社する前に、仕事をする自分の姿だけでなく、ライフイベント後の自分の姿をイメージするためのインターン。大阪ガスにとって、これはメインの業務ではないがニュースになる。今、広報ではこの形でのニュースの出し方も考えなくてはならない。毎日、新しいサービスや商品が生まれるわけではない。会社の仕組みや取り組みをニュースにするストーリーを作るのも広報の力だ。
共働きの子育て、学生がインターン体験 働く現実学ぶ
ポイント
本業だけがニュースではない
ニュースサイト
共働きの子育て、学生がインターン体験 働く現実学ぶ
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO39905120R10C19A1TY5000
大阪ガス
http://www.osakagas.co.jp/index.html
スリール株式会社
https://sourire-heart.com/
ワーク&ライフ・インターンとは?
https://sourire-heart.com/intern/
私見
結婚&出産を現状、選んでいない私にはちょっと縁遠い話だったが、今の学生がそこまでイメージしたいと思っていることに驚いた。そもそも、自分が結婚するかどうか、子供を持つかどうかは分からないが、そうなった場合に、どういう生活ができるかを知りたいという気持ちはわかる。共働きが増えた今、特に女性に負担がかかることも多い。会社はどこまで何をしてくれるのか、だけでなく、働く人たちはどのような生活スタイルで日々を送っているのか? 今の時代、未来を見ることが安心を買うことにつながるのだろう。インターンの形が変わっていく。採用広報の新たな一歩だ。
記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)