広報気になるニュース:「恵方巻き」大量廃棄問題(2019.1.12)022

コンビニの前を通ると、「恵方巻き」の文字を見かける時期になりました。いつからか「恵方巻き」は全国区になりました。もともとは、節分に自宅で太巻きを作って食べる、という特定の地域の風習だったのではないかと思うのですが、全国区になった故に、食品ロスの問題が語られるようになりました。クリスマスケーキと同じく、節分を過ぎたら販売できない季節物。日持ちもしない。今回は、1企業へではなく日本チェーンストア協会や全国スーパーマーケット協会、日本生活協同組合連合会(生協)など7団体へ要望が送られたというニュースです。食品ロスの問題はニュースにもなり、日本全体での見直しの時期が来ているように思います。今回一石を投じたのは、ヤマダストアーというスーパー。とにかく品切れしないようにと過剰に作ってしまう恵方巻を、1本ずつ丁寧に作るので早くに売り切れるかもしれない、というチラシを出したとのこと。恵方巻は店舗によっては予約販売も行われています。予約販売+α(このαの量が問題なのですが)で、食品ロスを減らすことができるのか? 日本が問われるときがきているように感じます。

「恵方巻き」大量廃棄問題で農水省が業界団体へ要望 「需要に見合った販売を行ってほしい」

ポイント
企業単位ではなく、団体への要望

恵方巻き」大量廃棄問題で農水省が業界団体へ要望 「需要に見合った販売を行ってほしい」
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1901/11/news103.html

兵庫県内でスーパーマーケットを運営するヤマダストアー株式会社
http://www.yamada-store.com/

ヤマダストアーInstagram
https://www.instagram.com/yamadastore/

日本チェーンストア協会
https://www.jcsa.gr.jp/

全国スーパーマーケット協会
http://www.super.or.jp/

日本生活協同組合連合会(生協)
https://jccu.coop/

私見
恵方巻を食べるという文化は、私が子供の頃にはありませんでした。恵方巻をその年の恵方も向いて食べると縁起が良いということで一気に広まりました。そして、今はSNSで発信する時代。購入者も増えました。コンビニという、いつでも思いたったときに買える場所もある。それらが合わさって販売のための大量生産。売れ残りの大量廃棄になりました。もともと世の中はそんなに便利ではなかったはずです。便利に慣れた私たちはたくさんのものを失いました。私の場合、漢字が書けなくなったり、電話番号を覚えなくなったり、好きな歌の歌詞さえも覚えなくなりました。それが文明の進化というのであれば、人は退化していると思ってしまいます。「売り切れ」という文字で、気分を害する人もいます。ただ、本当に欲しいのであれば、予約という方法があります。いつでもどこでも手に入る。ギリギリでも大丈夫という感覚に慣れ過ぎた自分を省みるきっかけになります。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)


アナウンス
広報ウーマンネットでは、コミュニティメンバーを随時募集中です。
会費等はかかりません。みなさまの情報を無料で1200名のメンバーに配信します。
また、2019年~はオンラインでのセミナーも開催しますので、遠方の方もぜひご参加ください。
以下より、「広報ウーマンです」を選んで、送信してください。会社名をご記入いただけると助かります。フリーランスの方は、フリーランスとご記入ください。これから広報を学びたい方は、「広報職につきたい」とご記入ください。
http://pr-woman.net/contact/