広報気になるニュース:テレビCM頼らず目標の7割増し。「キリンレモン」復活へのこだわり(2019.1.3)013

三が日は、今日まで。明日から仕事という方も多いでしょう。今年のカレンダーでは、明日を休みにすれば6日まで休みが取れますが、会社によってはそれが難しいところもあるでしょう。私のような自分で仕事をしている人間は、あまり関係なく1日からこの記事は更新しています。最初の出勤は8日です。

テレビCM頼らず目標の7割増し。「キリンレモン」復活へのこだわり

ポイント
販売ターゲットを絞り、WebCM展開。

タイトルを見て、時代は変わっていくと思ったこのニュース。キリンビバレッジの広報さんには以前ご縁があり取材をさせていただいたこともあり、そのときのことを思い出した。
さて、昨年4月にリニューアルをした「キリンレモン」の売上が7割増になっているというニュース。清涼飲料水、通常はテレビCMで多くの人に知ってもらうのが王道と思われている。実際、テレビで清涼飲料水のCMを見ることは多い。しかし、私自身「キリンレモン」リニューアルのテレビCMをほぼ見ていない。その理由がここにあった。「キリンレモン」「Youtube」で検索をかけて見つかった2018年4月にアップされたものを以下に記載した。アーティストとのコラボなど、WebCMへの展開がよくわかる。3分以上あるCMをテレビで流すことはできない。しかし、WebCMでは可能だ。今回ターゲットにした若者は、テレビよりWebを見る。そこに自分が好きなアーティストが出ていれば、3分という長さでも見る人が多いだろう。そして、手にしてみたいと思う人もいるはず。
実際、レコード大賞新人賞候補になったBiSHも出演している。
ターゲットを明確に絞った方法が当初目的の7割増という数字を打ち出したようだ。
WebCMを広告と考えるか広報と考えるは難しいところですが、大手がテレビCMからWebCMへ切り替えを行うのは、これからも続きそうだ。

=====ニュースサイトから引用========
キリンビバレッジは4月にリニューアルした炭酸飲料「キリンレモン」の2018年の販売目標を2度目の上方修正により、当初目標に比べ約7割増となる600万ケースに引き上げる。
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=====ニュースサイトから引用========
通常なら重点に位置付けるテレビCMを最小限にとどめ、デジタルメディアを軸としてPRを展開した。メーンムービーをネット配信したほか、若者に人気が出始めたミュージシャンらと相次いでタイアップ企画を実施。派生ムービーを配信し、デジタルでの話題を加速させた。
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テレビCM頼らず目標の7割増し、「キリンレモン」のデジタルシフト
https://newswitch.jp/p/15902

キリンビバレッジ株式会社
https://www.kirin.co.jp/company/about/kirinbeverage/

麒麟麦酒株式会社
https://www.kirin.co.jp/

キリンホールディングス
https://www.kirinholdings.co.jp/

私見
90周年を迎えたキリンレモン。私が子供の頃、うちではキリンレモンを買っていました。当時、炭酸飲料といえば、キリンレモンと三ツ矢サイダーというイメージ。それ以外には、ファンタなどでしょうか? なぜキリンレモンだったのかはわかりませんが、私にとっては、少し大人のレモン炭酸でした。ペットボトルではなく、瓶なのでケースで配達をしてもらっていた記憶があります。栓抜きを使って栓を抜く。最近ではなかなか行うことがないですね。缶切りでの缶を開けることもほぼなくなりましたね。便利な時代になっていくけれど、初めて栓抜きで栓を開けたときの喜びや、缶切りで缶を開けたときの喜びを味わうことがないかと思うと淋しい気がします。ラムネのビー玉をいかにして飲むかを考えたり(ラムネは最近復活していますが)なども。90年という歴史を守りつつ、リニューアルすることはとてもパワーを必要をすると思います。そして、リニューアル後の数字は社運を賭けるくらいでしょう。今回のこの手法は今後、他の企業でも行われそうです。

記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)


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